省エネやサステナブルが注目されて、国や地方自治体としても意識するように呼びかけられています。しかし、自分で本格的に取り組んだり、家をリノベーションする時に意識したりするという方は、それほど多くはなかったかもしれません。しかし、電力不足や電気代の上昇など、生活に大きく影響するようになってきた現在、省エネへの意識が高まったという方は少なくありません。

リノベーションをする際に、電気代の上昇や物価の高騰に負けない、省エネな家にすることは出来るのでしょうか?どんな点を意識できるか、ポイントをご紹介したいと思います。

1.省エネ住宅で快適な暮らしを実現!

リノベーションを行ううえで省エネを意識することは、時に無駄に感じたり、大きな努力が必要に感じたりするかもしれません。しかし、省エネな家には沢山のメリットがあります。省エネに特化した家にリノベーションをするうえで、大切な考え方を意識しましょう。

■省エネは我慢することではない!

省エネを意識する時に、節水や節電をイメージすることから、我慢するようなネガティブなイメージをもつかもしれません。たしかに、築年数の古い家で、暮らしながら省エネを意識的に行おうと思うと努力が求められます。しかし、リノベーションによって家そのものが省エネな家になれば、意識的に努力する必要なく行うことが出来ます。

また、省エネな家だからといって、必要な明るさや暖かさが軽減する、我慢しなければいけない、というわけではありません。むしろ、快適な明るさや温度を保ちながら、省エネを実現できるのです。冬は寒さを我慢する必要がないので、ヒートショックを防ぎ健康被害も防げます。光熱費を抑えることで、生活費にも余裕が生まれるかもしれません。

省エネ住宅は快適な暮らしを生み出すものであって、我慢するものではない、ということを理解すれば、省エネな家にリノベーションをすることを意識できるかもしれません。

■省エネな家になるかはプランニングの時点で始まっている?!

家そのものを省エネな家にするためには、リノベーションを依頼する時点で、工事を依頼する会社に伝えておくことは大事です。間取りや使い勝手を良くしたり、インテリアテイストを変えたりと、リノベーションをする省一番の目的が省エネではないかもしれません。しかし、事前に電気代などの光熱費を抑えた省エネな家にしたい、ということを伝えておきましょう。前もって伝えることで、節電・節水効果のある設備機器を提案してくれたり、冷暖房機器の効きやすい間取りを提案してくれたり、リノベーションプランに影響します。ランニングコストを考えたうえで、リノベーションの予算内で、どこに初期投資すれば省エネな家にするメリットが出てくるか、など見積りを見るうえでも役立ちます。

さらに、省エネ住宅にリノベーションをする場合に、受けられる助成金や補助金もあります。そのような、制度には、工事前や工事中の手続きや書類を揃えておく必要があるものもあります。省エネ住宅へのリノベーションをお得に行うためにも、プランニング段階での意識や準備が必要です。

2.省エネ住宅にリノベーションをするには?

電気代を抑えるように、暮らしの中で努力しているという方は少なくありません。しかし、家そのものが省エネ出来るつくりになっていなければ、努力が意味を成していないかもしれません。努力を無駄にするどころか、相乗効果が期待できる省エネ住宅に、どのようにリノベーション出来るか、ご紹介したいと思います。

■高断熱な家にリノベして光熱費を抑えよう!

電気代を抑えるために、エアコンの設定温度を意識したり、冷暖房機器を出来るだけ使用しないようにしたりしているという方は少なくありません。しかし、そもそも高断熱の家であれば、不必要に冷暖房機器を使う必要もありませんし、快適な家に保つことが可能です。高断熱な家にリノベーションするには、下記の方法があります。

・床・壁・天井に断熱材を入れる

・ペアガラスや内窓を付ける

・断熱材の入ったユニットバスを採用する

家そのものの断熱性を上げることは、日ごろの暮らしの中ではなく、リノベーションのタイミングだからこそできることです。高断熱な家にリノベーションすることで、冷暖房機器の効きも良くなり、光熱費を抑える点で役立ちます。

■人感センサー付き照明で消し忘れや接触を防ごう!

節電を意識して、こまめに照明を消すことを意識しているという方も少なくありません。この取り組みを、人感センサー付きの照明にすることで、意識することなく行うことが可能です。

玄関やトイレなど、常時付けておく必要のない空間で人感センサー付きの照明を採用することが出来るかもしれません。人感センサーがあれば、両手が塞がれていても、照明が付いて便利ですし、消し忘れも防げます。また、身長が低く、手の届かない子供たちが一人でトイレに行っても、照明の心配がありません。

さらに、ウィズコロナ生活において、出来るだけ接触する部分を減らすという点でも効果的です。

3. まとめ

電気代の上昇や物価の高騰で、節電や節水を意識する方が増えています。日々の暮らしの中で、特に築年数の古い家で、節電や節水を意識すると、努力や我慢が求められるかもしれません。しかし、リノベーションによって、家そのものが省エネな家になっていれば、意識することなく快適な暮らしの中で、節電や節水が行えます。リノベーションの一番の目的が省エネではなくても、省エネな家にしたいことを依頼した会社に伝えて、断熱性が高い家、ランニングコストを抑えられる家にリノベーションすることを、プランニング段階から行いましょう。

助成金や補助金の申請を行い、お得にリノベーションをして、省エネな家で快適な暮らしを楽しみましょう。